ジャンル論から見る谷崎潤一郎の怪奇小説「人面疽」 ファンタスティック小説論を巡って エスカンドジェシ
谷崎潤一郎「聞書抄」論 ―盲目の僧に託した語り手の意図 猪口洋志
太宰治『新ハムレット』論 ―坪内逍遥訳『ハムレット』を手掛かりに― 川那邉依奈
川端康成「日も月も」論 戦死者の〈遺文〉を手がかりに 辻秀平
安部公房『他人の顔』論 ―都市の表象― 長澤拓哉
三島由紀夫『複雑な彼』論 ―「背中」と「つまづき」をめぐって― 橋本大輝
電話社会のディストピア ―星新一『声の網』に描かれた未来社会― 黒田翔大
廃都・楼蘭王国との決別 ―井上靖第六詩集『乾河道』を通して― 劉淙淙