『阪神近代文学研究』22号目次(2021年5月刊行)

大泉黒石『不死身』論 : 創作としての怪奇、抗いとしてのメタフィクション山本歩 1-13

伊藤整「幽鬼の街」論:プロレタリア文学者の表象と凡俗化の方法/鄭昌鎭 14-27

山川方夫後期作品における家族の問題:「海岸公園」と「最初の秋」を中心に/王雅馨 28-42

村上春樹中国行きのスロウ・ボート」論 : 他者を想起する/陳柯岑 43-57

書評 神戸近代文化研究会編『新聞から見る1923年の神戸 『大阪朝日新聞 神戸附録』の研究』/浅井航洋